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ジャイアンツのルーキー門脇誠ってどんな選手?坂本勇人の後継者!!

今シーズン、巨人のルーキーである門脇誠選手が華々しいデビューを飾りました。

彼はプロ入り1年目にして、126試合に出場し、打率.263、3本塁打、21打点、11盗塁という成績を残しました。

守備でもショートとして堅実なプレーを見せ、巨人の絶対的ショート、坂本勇人選手を三塁手にコンバートさせるほどでした。

一体、門脇選手はどのようにしてプロ野球の世界で飛躍したのでしょうか?彼の成功の鍵になったのは、彼の挑戦的な姿勢やお金の使い方なのかもしれません。

今回は巨人の新星、門脇誠選手に迫ってみたいと思います。

            

           目次

 

どんな性格?物怖じしない&タフネス

大学時代は創価大学で1年春から全試合フルイニング出場を果たし、4年間で116試合999イニング連続出場という驚異的な記録を作りました。

打撃面では3年秋と4年秋に首位打者のタイトルを獲得し、ベストナインを5回受賞しました。2022年プロ野球ドラフト会議では、巨人から4巡目で指名を受けました。

 

2023年シーズン、新人野手としてただ一人開幕メンバーに入り、4月5日には坂本に代わって遊撃手としてプロ初スタメンに抜擢されました。

その試合でプロ初安打を放った門脇は、その後も先輩選手に積極的に話しかけたり、キャッチボールをお願いしたりして、物怖じしない性格でチームに溶け込んでいきました。

巨人の前監督・原辰徳氏は、門脇のタフネスさに感心し、「ストロング門脇」というニックネームを付けました。

プロ1年目でこれだけ活躍できるのは持ち前の丈夫さと社交性も大きな要因かも知れませんね。

 

探究心が強くてストイック

門脇選手は探究心旺盛で、常に自己向上を求めるストイックな性格を持っています。

バットを試し、自分に合うものを模索する姿勢は、その探究心の表れです。巨人の選手たちだけでなく、他球団の選手のバットも借りたこともあるといいます。

最終的に原前監督が、東海大の後輩である田中広輔選手にお願いして、新品のバットをもらいました。原さんもそれだけ期待しているということなのでしょうね。

 

門脇選手は、自己管理にもこだわっています。自腹で65万円の酸素発生器と、8万円のフットマッサージ器を購入して寮に入りました。

オーバーワークにならないように自分の体の状態をしっかりと確認した上で、練習をしているというのです。手帳も書いていて、毎日の振り返りと翌日に何をするのかといったことを書いています。字の乱れは心の乱れということで、しっかりと丁寧に書いているという徹底ぶり

プロ1年目のテーマとしては、プレーを深めるという意味で「深」という字を手帳に書いているとか。

門脇選手は、ストイックにより高いレベルでのプレーを求めているのです。

 

ジャイアンツの長年の問題が解決?坂本の後継者候補トップに!

門脇選手は、前半戦は守備では貢献したものの、打撃面で苦戦しました。6月までの54試合でわずか18安打しか打てなくて、打率も.169と全体的に低空飛行でした。

しかし、7月以降は一転して好調になり、1ヶ月でそれまでの安打数に近い17安打を放ち、6月下旬から怪我で離脱していた坂本の代わりを見事に務めました。

坂本選手復帰後の8月には26試合出場で21安打、月間打率.339と好調を継続しました。

9月17日のヤクルト戦では9回裏二死一、二塁の場面で清水昇からセンターへプロ初サヨナラタイムリーを記録し、さらに9月18日には8度目の猛打賞を記録して新人としては原辰徳前監督の7回を上回る球団新人歴代5位タイに並びました。

後半戦の好調もあってか、126試合で打率.263と前半戦の不調を一気に覆す数字とりました。最終的にはショートのレギュラーとして定着し、長年ジャイアンツの懸念事項だった、ショート坂本の後継者問題が一気に解決したシーズンになりました。

 

門脇選手のお金の使い方

 

門脇選手の成長と成功のカギは、お金の使い方にもあるようです。

840万円の年俸の内、およそ70万円を酸素発生器やフットマッサージ器などの身体管理に費やしています。

残りのお金は自身の生活費や家族に送ったりしているようです。

プロ野球選手という夢を追い求めるために、高校時代からアルバイトをして貯金し、プロ入り後も徹底的な自己投資を行っています。

 

アジアプロ野球チャンピオンシップで代表デビュー

 

門脇選手は先日行われた「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で、初めて侍ジャパンのメンバーに選ばれました。ルーキーでいきなり侍ジャパンのメンバーに選ばれるなんて凄いですね。

しかも全試合スタメンで大会打率4割、決勝の韓国戦でサヨナラタイムリーを打つなど大活躍で、大会MVPを獲りました。
 

まとめ

今日は読売ジャイアンツの新星、門脇誠選手について調べてみました。

プロ入り1年目にして、坂本勇人選手の後継者としてショートのレギュラーを獲得しました。さらに侍ジャパンとしても堂々としたプレーを披露して、濃密な一年をすごしました。

彼は、自分の持ち味であるタフネスさと探究心、そして物怖じしない心でプロの壁に挑みました。

そして自分の夢を叶えるために、お金も惜しみなく使ってきました。

その野球に対する姿勢が今シーズンの躍進に繋がったのではないでしょうか?

 

これからどのような選手になっていくのか楽しみです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。