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井田茂教授は、天文学の最前線で活躍し、系外惑星や地球外生命の研究にも精通!

今回は、最近テレビでもちょくちょくお目にかかる、日本天文学会の第52代会長で、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)井田茂教授に焦点を当てたいと思います。

井田教授は惑星形成理論の第一人者であり、系外惑星や地球外生命の研究においてもその名を馳せています。一緒に、井田教授の興奮と情熱に触れていきましょう!

 

惑星形成理論のパイオニア

井田さんは1960年、東京都に生まれで、京都大学理学部物理系卒業後、東京大学大学院地球物理学専攻で博士号を取得します。

その後、東京大学東京工業大学で教鞭をとり、現在はELSIの教授(副所長)として活躍しています。

彼の専門は惑星形成理論であり、惑星形成理論とは、星が誕生するときに周りにできるガスや塵の円盤から、惑星がどのようにして形成されるかを数値シミュレーションで解明する学問だそうです。

井田教授は1997年に「ネイチャー」に発表した論文で、約46億年前に地球が巨大な天体と衝突し、その破片が集まって月が形成されたというジャイアント・インパクト説を初めて実証しました。

 

系外惑星と地球外生命の探求者

井田教授は、惑星形成理論のみならず、系外惑星や地球外生命の研究にも精通しています

系外惑星は太陽系以外の恒星の周りに存在する惑星で、その研究は1995年以来、数千個もの候補が見つかっています。

井田教授は系外惑星の形成や進化、生命の可能性について理論的な研究を行っており、その研究は高い評価を得ています。

 

井田教授の最新著書

井田教授の最新著書、「ハビタブルな宇宙 ・系外惑星がもたらす生命像の変容と転換」では、系外惑星の発見が、生命の定義や起源、進化、分布などについて、どのように新たな視点をもたらしたかを解説しています。

井田教授は、地球とは異なる条件の惑星にも生命が存在する可能性を主張し、生命の多様性や普遍性を追求するためには、系外惑星の観測や探査が不可欠であると述べています。

 

まとめ

井田茂教授は、惑星形成理論のパイオニアであり、系外惑星や地球外生命の探求者でもあります。

宇宙の謎に迫るために、数値シミュレーションや観測データを駆使して、理論的な研究を行っていて、その研究成果を、著書やインタビューなどで一般の人にもわかりやすく伝えており、天文学の普及にも貢献しています。

井田教授の研究は、私たちの宇宙観や生命観を変える可能性があります。

これからも井田教授の活躍に注目していきましょう。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。