今回は、最近テレビでもちょくちょくお目にかかる、日本天文学会の第52代会長で、東京工業大学地球生命研究所(ELSI)の井田茂教授に焦点を当てたいと思います。
井田教授は惑星形成理論の第一人者であり、系外惑星や地球外生命の研究においてもその名を馳せています。一緒に、井田教授の興奮と情熱に触れていきましょう!
惑星形成理論のパイオニア
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— ディスカバリーパーク焼津天文科学館【公式】 (@Discovery_Yaizu) 2019年1月19日
井田さんは1960年、東京都に生まれで、京都大学理学部物理系卒業後、東京大学大学院地球物理学専攻で博士号を取得します。
その後、東京大学や東京工業大学で教鞭をとり、現在はELSIの教授(副所長)として活躍しています。
彼の専門は惑星形成理論であり、惑星形成理論とは、星が誕生するときに周りにできるガスや塵の円盤から、惑星がどのようにして形成されるかを数値シミュレーションで解明する学問だそうです。
井田教授は1997年に「ネイチャー」に発表した論文で、約46億年前に地球が巨大な天体と衝突し、その破片が集まって月が形成されたというジャイアント・インパクト説を初めて実証しました。
系外惑星と地球外生命の探求者
#カズレーザーと学ぶ。振り返り
— カズレーザーと学ぶ。 (@kazutomanabu) 2023年10月24日
【宇宙人はいるのか?】
『太陽系の星「エウロパ」に
地球外生命体がいる!?』
▼日本天文学会会長
東京工業大学 地球生命研究所
教授 井田茂#カズレーザー#エンケラドス#熱水噴出孔
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井田教授は、惑星形成理論のみならず、系外惑星や地球外生命の研究にも精通しています。
系外惑星は太陽系以外の恒星の周りに存在する惑星で、その研究は1995年以来、数千個もの候補が見つかっています。
井田教授は系外惑星の形成や進化、生命の可能性について理論的な研究を行っており、その研究は高い評価を得ています。
井田教授の最新著書
【近刊情報】井田 茂 著『ハビタブルな宇宙 ――系外惑星が示す生命像の変容と転換』急進展するハビタブル天体と地球外生命探索。宇宙と我々を繋ぐ視座をもつ系外惑星研究が示唆する地球の一系統に囚われない生命の姿とは。宇宙・生命観のパラダイムシフト。 https://t.co/KmoUEVx0QF pic.twitter.com/KI1gQEfeiP
— 春秋社 (@shunjusha) 2019年11月15日
井田教授の最新著書、「ハビタブルな宇宙 ・系外惑星がもたらす生命像の変容と転換」では、系外惑星の発見が、生命の定義や起源、進化、分布などについて、どのように新たな視点をもたらしたかを解説しています。
井田教授は、地球とは異なる条件の惑星にも生命が存在する可能性を主張し、生命の多様性や普遍性を追求するためには、系外惑星の観測や探査が不可欠であると述べています。
まとめ
井田茂教授は、惑星形成理論のパイオニアであり、系外惑星や地球外生命の探求者でもあります。
宇宙の謎に迫るために、数値シミュレーションや観測データを駆使して、理論的な研究を行っていて、その研究成果を、著書やインタビューなどで一般の人にもわかりやすく伝えており、天文学の普及にも貢献しています。
井田教授の研究は、私たちの宇宙観や生命観を変える可能性があります。
これからも井田教授の活躍に注目していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。